トラブル続きのつぎはぎだらけのみずほ銀行勘定系システム

Fランエンジニアの道しるべ

「みずほのシステム開発はデスマーチだ」なんて言われてますよね。この記事では、非IT系のひとでもわかるようにシステム統合の…

システムの総点検を担当したのは、「富士通」「日立」「日本IBM」「NTTデータ」の4社です。

複数社で開発を行うことをマルチベンダーと言うのですが、普通は多くても2社程度なんですよね。
※ベンダーとはシステム開発会社のことです。

なぜ、4社のベンダーが、みずほ銀行のシステムを検査するのでしょうか?

それは次のような、歴史的背景があったからです。

歴史的な背景

合併前の三行のシステムを作った、担当ベンダーは以下のようになっていました。

  • 第一勧業銀行 → 富士通
  • 富士銀行 → 日本IBM
  • 日本興業銀行 → 日立

そのため、総点検は「富士通」「日本IBM」「日立」「NTTデータ」の四社で担当することになってしまいます。

また、三行統合時からもめていた開発ベンダーの枠で、再度揉めました。

なぜ、揉めるのでしょうか?その理由は次の通りです。

  • 自社製品を使って欲しいから
  • 担当ベンダーが決まって、下請けのポジションに回りたくないから
  • 自社で作ったシステムをできるだけ直したくないから

ちょとこれは・・・社内政治妥協の産物 つぎはぎスパゲティ(カオス)システム

上層部もシステムの話は全部現場丸投げ、全原因はSEのスキル不足 自分たちは被害者だと心の底から思っているんじゃないかな。。。

システム関係を見る役員は出身母体のしがらみから抜け出せないから、同じ金融業界の中からしがらみのない第三者を外部から連れてきた方がいいと思いますけどね。

同じく合併してできあがった、「三井住友銀行」や「三菱UFJ銀行」ではこの手の話はあまり聞きません。

それぞれ三井?住友?銀行や三菱銀行が圧倒的に強力だったので、それらが主体となり、リーダーシップを発揮できたからでしょう。対してみずほ銀行の母体は一行がずば抜けた力を持っておらず、比較的対等に近い合併だったので、合併前のそれぞれの銀行にバランスを取って配慮しなくてはならず、システム統合に対しても強力な力でリーダーシップを発揮できる人もおらず、結果としてこのようになったと考えます。

別の言い方をすればみずほ銀行は、一部の強豪銀行が実質吸収合併したわけではないため、、「実質的」な吸収合併という屈辱的な意識を合併前のどの銀行も持つことがなく、本当の意味で平和裏な対等な経営統合であったと思います。皮肉なことにそれが災いして統合前の銀行の人たちそれぞれに気配りが必要になり、このようなシステムになったと言えると思います。時々建前では「対等な経営統合」といいつつ、実質的な吸収合併であることも少なくないですが、みずほ銀行はそうではなく、本当の意味での「対等な経営統合」であったという気がします。

現場SEが悪いというより過去のしがらみから抜け出せないことに根本原因があると思っています・・・こういうことズバッと言える人が周りにいないんじゃないかな。。。。

上層部は知ってて黙殺しているというより、問題の声が途中で止められてて、本当の事が上に伝わってないんじゃないかな。

みずほ銀行に限らず日本の大企業に非常に多いことですが。

東洋経済オンライン

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ダ・ヴィンチニュース

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今の状況を温存している限りは、同様のトラブルが永遠に続くと思います。

PMだけ、経営陣だけ処分では再発防止にならないと思います。

このままでは危ないとみずほ側に何度も警告を発したベンダーがあると聞いてます。

同時にITの事、分かる人はみずほ側に皆無で、みんなチンプンカンプンとも。

代わりに個人的な考え言いますね。

根本解決にはベンダーを整理して、保守性を考えて今のシステムを一度全部潰して1から作り直すしかないと思いますけどね・・・今までのシステム投資が無駄にはなりますが、何も決められずに、今のままだましだまし使い続けるのは長期的に保守費用&トラブル対処費用(トラブル発生に伴う明示が困難な企業ブランド毀損額を含む)が高く付くかと。

ベンダーを絞り込むのが政治的に難しいという事情があれば、勘定系システムは1社のみに整理。

あふれたベンダーはその代わりに、勘定系とは別のITシステムを優先的に発注するなどでバランスを取ればいいと思います。

時々、サーバーと事務用パソコンは同一メーカーでないと動かないという大手ベンダーさんもいますが、あれは嘘です。

あらゆる面で自社製品で囲い込ませようという営業戦略に騙されています。複数の会社見ましたが騙されている上層部多いですね。

同じWindowsであれば、メーカー関係ないです。

 

 

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