今まで、サイトに来た人が最新記事一つだけ見て帰る人が9割で、ずっと改善方法悩んでました。
この人たちを最新記事を読んだついでに、過去の複数の記事に誘導できれば、、、と。
短期間で来訪者数を増やすことは難しいですが、短期間で複数ページを回遊するように動線を変える事は可能です。

WordPressのテーマをいろいろカスタマイズして、PV(総閲覧時間)の向上を狙ったところ、PV数が一気に5倍になりました。(^o^)
リニューアル前

↓
リニューアル後

オレンジが来訪者数(ユニークユーザー)、青が総アクセス数(PV)です。
(青い割合が増えるほど◎)
クイズ
リニューアル前と比較して考えてみてください。何がポイントでしょうか?
https://it-tsure.hatenablog.com/
↑↑↑ 旧サイト

PVは訪問人数でなく、総閲覧ページ数(アクセス数)です。
つまり、訪問者が100人とすると1人あたり1ページ見ていたのを、1人あたり3ページに増やせばアクセス数が3倍になります。
訪問人数を数時間で3倍に増やすことは不可能ですが、サイト構成は数時間で変えられます。
PVが増えれば広告表示回数がそれに比例して増え、ほとんど投資しないで広告効果が高まります。
ブログに限らず特定商品を紹介している一般サイト、ECサイトでも同じです。
商品説明ページ(または企業名)の接触時間を増やすほど、その商品の購買率があがります。
昔からの方法なら、例えばテレビCMの放送回数を増やして、消費者の商品への接触時間を増やしていたりしていましたが、2倍に増やすだけで、数千万円~の追加の広告費がかかりました。

でもサイト構成を見直すだけならコストは数十分の一で、商品接触時間を増やせます。
有名WEBサイトやWEBサービスで、次から次に無料サービスを増やしていて、こんな出血大サービスして大丈夫? と思う方もいるかもしれません。
無料サービスを増やせば増やすほど閲覧ページ数≒滞在時間が増えて、広告閲覧数が増える(広告枠)ので
無料サービス開発費用+サービス維持コスト<広告収入
である限り、WEBサービス提供企業は無料サービスを出せば出すほど、どんどん収入が増えます。
こういう考え方は、旧来のテレビ中心のマーケティングと全く違うので、デジタルマーケティングのやりかたに戸惑う方も多いと思います。
大学の経営学科でも、こういうマーケティング方法は新しすぎて、教える方も分からなくて、教えてくれないと思います。独学するにもテキストもまだまだ少ない・・・
費用対効果に非常に優れているので、企業のマーケティング担当者は大幅にテレビ広告からネット広告にシフトした方がいいと思います。同時にデジタルマーケティングのやり方を上司や会社から言われる前に独学で覚えた方がいいと思います。

コロナ不況に苦しんで、広告減らす企業さん増えていると思いますが、広告露出頻度は減らさずに、出稿媒体を変えるのも一つの方法です。
不況だからといって、広告露出頻度を減らすのはさらに売上が下がり悪循環なのでおすすめはしません。
脱線・・・ついでに自己啓発みたいな事
こういうこと、上司や会社から指示されていないから独学で何もやっていないという人もいるかもしれません。通勤途中の電車の中のスマホからでもいいので会社の就業時間外に独学をするならば自由だと思います。指示を待っていても何も言われない可能性が高いと思います。
この記事、サイトアクセス数に悩んでいるブロガーやサイト運営者が読んだら,すごい情報かも(^^;
参考
ECサイト/ブログ/非ECサイトでは来訪者数もさることながら滞在時間!【リアル店舗、YouTube、ブログアフィリエイトも同じ!】

