
https://www.nec-lavie.jp/products/ns/





NEC様よりLavie NSを貸与してもらいましたのでレビュー記事です。
結論を先に行ってしまうと、今まで日本大手メーカー製パソコンは過保護すぎて、値段が高すぎると先入観を持っていて触手がわきませんでしたが、NEC Direct直販限定モデルは、基本に忠実設計、かなり細かくカスタマイズができて、価格も低め。 そして、何よりも重視している

開封の儀。
他海外メーカーに比べたらまだまだ大きいとは言え、最近のNECは一時期よりもだいぶコンパクトになったんですね。
多少重みはありますが、買い物をしても電車で持って帰れるレベルですね。

国内メーカーのパソコン。勝手なイメージで読みもしない(失礼!)分厚い説明書がたっぷり何冊もあるってイメージ持っていましたが、実際は必要な事だけ凝縮して説明書(クイックリファレンス)にまとめてあるので、好感が持てます。
分厚い説明書を全部読破する人は100人のうち1人いるかどうか。
説明書を読まないでも、直感的に操作できるデザインが重要ですね。
この辺は工業デザインの分野かな、と思いますが。

本体右側面 CD/DVDドライブだけあり、シンプルな設計です。

本体左側面 必要なインターフェースは一通りそろっているようです。
速度
新しめのRyzen5 5600xと昨年春発売モデルとベンチマーク比較するのはさすがに酷なのでベンチマーク比較は控えておきます。汗
メモリー
事務作業でのみの使用なら、8GB以上。
動画編集もするなら12GB以上推奨という個人的独断と偏見。
HDD/SSD
貸与PCはHDDモデルです。と前置きをした上で・・・。
このモデルで何がいいのかというと
HDD+SSDというノートパソコンとしては珍しい組み合わせがあること。
一つ疑問。
ノートPCにHDDとSSD両方乗せるスペースあるの?
SSDってずっとこのHDDに近い形のイメージを持っていましたが↓

オンボードの物もあるんですね。↓
見た目DRAM。

予算に余裕があれば、HDD+SSDの組み合わせを強くおすすめします。
SSDは本当に早いです。
ベンチマークでやっと分かるというレベルでなく、体感的にも明らかに違いが分かるというレベルです。
ちょうど先日買ったばかりのSSDパソコンと、今回のHDDパソコンに同じ大型アップデート*があったので、その比較です。(*Windows10 21H1)
2021年春(5月ごろ)に提供予定の機能アップデート「21H1」のプレビュー版が配布された。これまでの春の機能アップデー…
CPUのパワーも違うので単純比較は出来ませんが、ある程度の目安にはなるのかなと思います。
HDDのパソコン
3時間50分
SSD のパソコン
0時間10分
HDDとSSD その差 23倍!
WindowsUpdateは完全にディスクへのアクセス速度がものを言います。

HDD,SSDの特徴
・SSDの方がHDDより圧倒的に早い
・SSDは容量あたりの単価は、HDDより3~5倍割高
・長期のデータ保存はSSDよりHDDの方が向いている
上の特徴と先日書いた記事の内容ですが、
きっとこの判断できない情シスの人、多いと思うんですよね。 特性 ・SSD シークタイムが速い。特にランダムアクセスはH…
両方併用することを強くおすすめします。
せっかく最新のCPU搭載パソコンを買っても、アクセス速度が遅いHDDを使っていると全体的な速度はかなり落ちます。
C: SSD システムドライブ(推奨512GB)
D: HDD データ保存用ドライブ
の組み合わせがおすすめです。
デスクトップなら両方搭載モデルは少なくはないですが、ノートパソコンは、SSD or HDDのどちらか一つの選択がほとんどです。
そんな中、両方搭載モデルを選べるNECは本当にありがたい!
と思います。
昨今、PCの“ストレージ”(データ記憶装置)としては、従来の“HDD”ではなく、NAND型フラッシュメモリと呼ばれる大…
余談ですが、このモデル以外で、SSD+HDD両方という設定がない場合、個人使用であれば、SSD内蔵+外付けHDD。
法人使用の場合は、SSD内蔵+暗号化機能付きポータブルHDDをおすすめします。
以下のモデルはデータ暗号化機能に加え、チェーン用の穴もついているので、機密情報漏洩防止のため、ポータブルHDDにチェーンと錠を付けデスクにくくりつけるのがおすすめです。
ハードウェア暗号化でセキュリティ対策もばっちり!セキュリティ&耐衝撃ポータブルハードディスク「HDPD-SUTBシリーズ…
キーボード
スペック表からは分からないので、見落とす人も多そうですが、
NECのキーボードは絶品
の一言。
すごく人間工学?を駆使して、キーボード設計してますね。
細かいところの芸の細かさは、いかにも日本メーカーと感じます。
スペック表にはほとんど掲載されていないので、結構見落としがちですが、キーボードは縦横です。
チェックポイントは画像に記入しましたが、特に重要なのは手を置く場所の奥行きです。
ここの奥行きの広さが疲労度に直結します。
もちろん奥行きがあればあるほどいいです。

あとは文字では伝わらないところですが、キーを押したときのタッチ感覚はなかなか。
パソコンを選ぶときは、CPUの型番やストレージの種類、メモリー容量といった基本スペックとともに、キーボードにも注目した…
総評
買うならSSD+HDDモデルが超おすすめ。
NEC以外で2つ入ったノートパソコンはほとんどありません。
ここが売りかな、と思います。
あとは、個人的好みですが、光沢液晶よりも、アンチグレアの方がいいな・・・
といっても大手メーカー製パソコンはほとんど光沢液晶なので、無い物ねだりですが 汗
NEC様のご厚意で、以下のリンクからNEC Directのページに行くと一部モデルがクーポン割引がきいて、さらに激安で購入できるようです。
(Lavie NS以外でも)
興味のある人は確認してみてください。
以上、元パソコン接客販売&社内SE(購買担当)からのレビューでした。